クローズドシステム処分場における散水と浸出水の関係性に関する考察

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タイトル別名
  • Study of relationship between watering and leachate quality in closed disposal facilities

抄録

クローズドシステム処分場においては、最近、液固比を目安に散水量が設定される場合が多くなってきているが、実クローズドシステム処分場におけるデータの解析例は少ない。本研究では、焼却残渣を受け入れしているクローズドシステム処分場を対象に、散水量、浸出水発生量及び浸出水水質、毎年度の埋立量に関するデータより、これまでの液固比と浸出水水質の関係性について考察する。その結果、COD(Mn)については、想定する液固比において散水すれば、十分な濃度低下は期待できるが、窒素と塩素イオンについては、想定液固比では困難なことを示した。特に窒素については、浸出水水質形成のメカニズムについて、今後、不燃物中の有機窒素の分解や有機系キレート剤を含めて検討する必要性を示した。

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390001205590733696
  • NII論文ID
    130006233994
  • DOI
    10.14912/jsmcwm.28.0_445
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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