雲量を用いた短波放射量のバイアス補正に関する研究

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タイトル別名
  • Study on bias correction to short wave radiation by cloud amount

抄録

水循環の駆動源である短波放射量は,降水量や気温に比べてそのバイアス補正手法に関する研究が少ない.また,補正する変数をその観測値から直接補正するバイアス補正手法では,補正する変数と他の変数との物理関係が劣化するという問題点が指摘されている.そこで,変数間の物理的整合性を保存するバイアス補正手法として,雲量と短波放射量の物理関係を利用した短波放射量のバイアス補正手法を開発した.日本域で十分に観測値が得られた30地点を対象に,開発したバイアス補正手法を適用したところ,7割以上の地点で短波放射量のバイアス量を5%以下にすることができた.

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  • CRID
    1390282680690295808
  • NII論文ID
    130006236431
  • DOI
    10.11520/jshwr.30.0_63
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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