RTr₂Zn₂₀(R = Sm, Tm, Tr = Rh, Ir)の熱物性から見た一次相転移の検証

• 棚橋 正貴

  新潟大院自然

• 安達 季並

  新潟大院自然

• 笹原 拓也

  新潟大院自然

• 加瀬 直樹

  新潟大院自然

• 中野 智仁

  新潟大院自然

• 武田 直也

  新潟大工

書誌事項

タイトル別名

• First-order transition in RTr₂Zn₂₀(R = Sm, Tm, Tr = Rh, Ir) by means of thermodynamic measurements

抄録

SmTr_2_Zn_20_(Tr = Rh, Ir)はそれぞれT_N_ = 2.4, 1.3 Kの反強磁性体であり、その結晶場基底はΓ_7_である。ゼロ磁場で有する二次転移が、磁場誘起により一次転移へと変化するが、その起源は未だに解明されていない。TmIr_2_Zn_20_はY. TagaらによりT_N_ = 1.0 Kの反強磁性体と報告された物質である。今回我々はTmIr_2_Zn_20_単結晶を育成し、磁場中での物性を測定した。当日はRTr_2_Zn_20_(R = Sm, Tm, Tr = Rh, Ir)を熱力学的観点から検証した結果について報告を行う。

収録刊行物

• 日本物理学会講演概要集

  日本物理学会講演概要集 71.2 (0), 2157-2157, 2016

  一般社団法人 日本物理学会

キーワード

• ｆ電子系
• 希土類化合物（その他）
• 伝導，磁化，及び熱測定
• 籠状物質

詳細情報

• CRID: 1390001205957969920
• NII論文ID: 130006244845
• DOI: 10.11316/jpsgaiyo.71.2.0_2157
• ISSN: 21890803
• 本文言語コード: ja
• データソース種別:
  • JaLC
  • CiNii Articles
• 抄録ライセンスフラグ: 使用不可