一次元量子スピン系における隣接スピン間エンタングルメントと量子揺らぎ振幅との対応関係

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タイトル別名
  • Identifying a correlated spin fluctuation in an entangled spin chain subject to a quantum phase transition

抄録

<p>一次元量子スピン系の量子相転移に際して現れる量子揺らぎ振幅の臨界的な増大を、量子エンタングルメントにもとづいて解析的に記述する理論的枠組みを確立した。隣接するスピンの揺らぎの間には、スピン間相互作用のために量子相関が発生し、その大きさはエンタングルメント指標によって評価されるが、エンタングルメント指標の値から量子コヒーレンスに関係する寄与を系統的に除去することで、量子揺らぎ振幅の情報のみを定量的に抽出できる。</p>

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390282680939064576
  • NII論文ID
    130006246257
  • DOI
    10.11316/jpsgaiyo.71.2.0_550
  • ISSN
    21890803
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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