金属超格子膜のスピンホール効果に対する原子層配列の役割

• 伊藤 貴博

  三重大院工

• 名和 憲嗣

  三重大院工

• Pradipto Abdul Muizz Tri

  三重大院工:京大化研

• 秋山 亨

  三重大院工

• 伊藤 智徳

  三重大院工

• 小野 輝男

  京大化研

• 中村 浩次

  三重大院工

書誌事項

タイトル別名

• Role of atomic-layer alignments to spin Hall conductivity in metal　superlattice films

抄録

金属超格子膜のスピンホール効果（SHE）に対する原子層配列の役割を第一原理FLAPW法と線形応答理論を用いて考察した。ここではSHEの大きいPtをベースにCu, Au, Ir, Os等のスピン軌道相互作用力の異なる非磁性金属との超格子構造を仮定し、組成や膜厚、対称・非対称な構造等を与え、SHEと原子層配列の関係を系統的に調べた。結果、スピンホール伝導度の大きさは、原子層配列にも依存するが、主としてPt組成の寄与が支配的であることが分かった。

収録刊行物

• 日本物理学会講演概要集

  日本物理学会講演概要集 71.2 (0), 881-881, 2016

  一般社団法人 日本物理学会

キーワード

• スピントロニクスおよび微小領域磁性
• スピン流
• 理論

詳細情報

• CRID: 1390001205963418624
• NII論文ID: 130006246628
• DOI: 10.11316/jpsgaiyo.71.2.0_881
• ISSN: 21890803
• 本文言語コード: ja
• データソース種別:
  • JaLC
  • CiNii Articles
• 抄録ライセンスフラグ: 使用不可