書誌事項
- タイトル別名
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- A Pediatric Case of Gallbladder Torsion Treated by Laparoscopic Surgery—A Case Report—
- 症例 腹腔鏡下胆囊摘出術を施行した小児胆囊捻転症の1例
- ショウレイ フククウキョウ カ タンノウ テキシュツジュツ オ シコウ シタ ショウニ タンノウ ネンテンショウ ノ 1レイ
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抄録
小児の胆嚢捻転症は稀だが,胆嚢動脈の虚血や胆嚢壊死をきたし,時に致命的となる.自験例は360°捻転して自然解除不能なCarter分類の完全型であったが,症状発現が緩徐で診断に難渋し,発症3日目に腹腔鏡下胆嚢摘出術を施行した.症例は11歳,女児.前日からの右季肋部痛と嘔吐を主訴に,当院小児科に紹介入院となった.身体所見では心窩部から右季肋部に自発痛と圧痛があり,採血では炎症反応が軽度増加していた.入院翌日のCTで胆嚢腫大および壁の造影効果を認めた.入院2日目に右季肋部に約3cmの有痛性腫瘤を触知し,MRCPでは胆嚢腫大と胆嚢管の途絶を認めた.同日,胆嚢捻転症の疑いで緊急手術を施行した.反時計周りに360°捻転した完全型胆嚢捻転症であり,胆嚢は全体的に黒く変色していた.また,胆嚢管のみが肝臓と付着するGross II型の遊走胆嚢であった.捻転を解除して腹腔鏡下胆嚢摘出術を施行した.術後経過は良好で術後4日目に退院した.
収録刊行物
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- 日本臨床外科学会雑誌
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日本臨床外科学会雑誌 78 (6), 1389-1394, 2017
日本臨床外科学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282679833542272
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- NII論文ID
- 40021258474
- 130006295119
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- NII書誌ID
- AA11189709
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- ISSN
- 18825133
- 13452843
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- NDL書誌ID
- 028368558
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可