書誌事項
- タイトル別名
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- A Case of Mandibular Actinomycotic Osteomyelitis
- ―本邦における顎放線菌症の過去集計と現状との比較検討―
- ―A Review of the Comparison Between the Past and the Present Case of Actinomycosis in Japan―
抄録
顎放線菌症は開口障害や板状硬結,多発性膿瘍といった特徴的な症状を有する特異性炎である。しかし近年典型的な症状を示す症例が減少していることから診断が困難となっている。症例は85歳の女性で,左側頬部の腫脹と開口障害で当院を受診した。X線写真検査で下顎骨の破壊と融解を認めた。悪性腫瘍を疑ったが,病理組織学的診断は放線菌症であった。外科的掻爬を行い,ベンジルペニシリンとアモキシシリンの投与を行った。
収録刊行物
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- Journal of Japanese Society of Oral Medicine
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Journal of Japanese Society of Oral Medicine 23 (1), 23-27, 2017
日本口腔内科学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001205424623232
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- NII論文ID
- 130006295414
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- ISSN
- 21866155
- 21866147
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可