直腸会陰尿道瘻を合併したクローン病6例の診断,治療(直腸切断術,直腸空置術)についての検討

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  • Diagnosis and treatment of six patients with Crohn's disease complicated by recto-perineal-urethral fistula

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抄録

<p>クローン病に合併した直腸会陰尿道瘻6例について検討した.全例直腸肛門病変を合併しており,直腸切断術を3例に,直腸空置を3例に行った.術直後の1例を除いて,いずれも尿道瘻による症状は改善し,尿路系に関する合併症も認めなかった.本症に対する治療法について今後の検討が必要であるが,直腸切断術あるいは直腸空置は尿道瘻を改善し,尿道の温存が可能で合併症もなく有用な治療法と考えられた.</p>

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