BioPlex2200を用いた新規抗EBV抗体スクリーニング検査の性能評価
書誌事項
- タイトル別名
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- Evaluation of anti-Epstein-Barr virus antibody using auto-multiplex immunoassay system, BioRad BioPlex2200
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抄録
<p>Epstein-Barr virus(EBV)は伝染性単核症(infectious mononucleosis;以下IM)の病原ウイルスであるが,抗EBV抗体検査が診断に必要不可欠である。その特異抗体には,VCA(virus capsid antigen)抗体,EA(early antigen)抗体,EBNA(EBV nuclear antigen)抗体の3種類があり,初感染ではVCAに対するIgMが,その後IgG抗体が増加し,それらの組合せで病態や病期を判断する。BioPlex2200システム(バイオ・ラッド社)は,マルチプレックス法を原理とした免疫蛍光分析装置であり,抗EBV抗体試薬ではIgGが3種,IgMが2種の抗体の同時測定が可能である。測定結果は,独自の抗体価指標,Antibody-index(A.I.)によって示され,陽性・陰性を判定する。今回,BioPlex2200を用いた抗EBV抗体試薬の基礎的性能評価,および他法との比較を行った。同時再現性は概ね良好であったが,日差再現性は一部の項目にばらつきを認めた。また,干渉物質の影響を受けやすいため,試薬の改善が望まれる。EIA法との一致率は概ね良好であった。本法は,より少量の検体量で迅速に測定結果を報告することができるため,EBV関連疾患の診断に有用であると考えられた。</p>
収録刊行物
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- 医学検査
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医学検査 67 (1), 13-22, 2018
一般社団法人 日本臨床衛生検査技師会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001205743100800
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- NII論文ID
- 130006321359
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- ISSN
- 21885346
- 09158669
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可