都市内交通のトランスポーテーションギャップ解消に向けた索道の役割に関する研究

DOI
  • 早内 玄
    横浜国立大学 大学院都市イノベーション学府
  • 中村 文彦
    横浜国立大学
  • 田中 伸治
    横浜国立大学 大学院都市イノベーション研究院
  • 有吉 亮
    横浜国立大学 大学院都市イノベーション研究院
  • 三浦 詩乃
    横浜国立大学 大学院都市イノベーション研究院

書誌事項

タイトル別名
  • A study on roles of ropeways as one of the solutions for transportation gap problems in urban transportation systems

抄録

<p><tt>近年、都市内交通としての索道整備が複数報告され、新たな交通手段としての役割が期待されている。 そこで本研究ではトランスポーテーションギャップの考え方に基づき、所要時間の観点から索道の役割を定量的に明らかにすることを目的とする。はじめに、東京都市圏パーソントリップ調査から得られる手段別所要時間分布と人々が受容する所要時間との比較により、都市内交通において現在、既存交通手段では所要時間が受容されない、またはされにくいトリップ距離が複数存在することが明らかとなった。 次に、世界各都市の索道について、同様の比較によりその受容可能範囲が </tt>0.3km<tt>~</tt>4.2km <tt>であることが明らかとなった。最後に両者を重ね合わせた結果、課題の残るトリップ距離のうちおよそ </tt>2<tt>~</tt>4km <tt>の領域における課題を索道が改善しうることが明らかとなった</tt><tt>。 </tt></p>

収録刊行物

  • 交通工学論文集

    交通工学論文集 4 (1), A_223-A_228, 2018

    一般社団法人 交通工学研究会

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390282680735303936
  • NII論文ID
    130006329954
  • DOI
    10.14954/jste.4.1_a_223
  • ISSN
    21872929
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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