07発−09−口−07 小学校体育のボール投げ運動の学習ノートを用いた達成度評価
抄録
<p>【背景】全国体力・運動能力、運動習慣等調査によると、新体力テスト合計点の年次推移はやや向上傾向であるものの、ソフトボール投げは低下傾向にある。小学校では都道府県及び市区町村教育委員会と連携して、子供の体力・運動能力、運動習慣等の向上ための取組を実施している。体育授業の改善では、ボール投げ運動のための学習ノート型の達成度評価が必要である。</p><p>【目的】小学校体育のボール投げ運動の学習ノートを用いた目標に準拠した達成度評価基準を構成することであった。</p><p>【方法】ボール投げ運動の項目を構成し、学習ノート型の調査票を作成するために、担当教員と体育の専門家を対象とする定性的分析(デルファイ法を伴う特性要因分析)を実施した。ボール投げ運動の項目特性とテスト特性を分析するために、達成度評価のテスト理論である項目反応理論(IRT)分析を適用した。</p><p>【結論】小学校体育におけるボール投げ運動の学習ノートを構成する29項目は、局所独立性、一次元性、適合性、推定値の不変性がある。学習ノートを用いたボール投げ運動技能の達成度評価テストは、適合性、信頼性、妥当性がある。</p>
収録刊行物
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- 日本体育学会大会予稿集
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日本体育学会大会予稿集 68 (0), 170_1-170_1, 2017
一般社団法人 日本体育学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282680788757248
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- NII論文ID
- 130006351871
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- ISSN
- 24241946
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可