11教−09−口−07 小学校教師の体育授業における安全配慮をめぐる力量に関する研究
書誌事項
- タイトル別名
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- 研究教科の違いに着目して
抄録
<p> 学校管理下における体育・スポーツ活動中の事故は後を絶たない。最近では、2017年1月福岡県の公立小学校において、体育授業中にハンドボール用のゴールが倒れ、下敷きとなった児童が命を落とすという痛ましい事故も起きている。このような体育・スポーツ活動中の事故防止のために、教師は児童・生徒が安心して安全に運動に取り組むことできるよう安全対策を徹底することが求められている(文部科学省,2012)。発表者らが行ったインタビュー調査によると、体育指導において小学校教師は初任期、中堅期、熟練期それぞれの教職発達区分で異なる安全配慮の力量を有することが明らかとなっている。これを踏まえ、本研究では、小学校教師の研究教科の違いによる安全配慮の力量の実態を明らかにすることを目的とする。授業研究は教師の専門的力量の発展を目的とするもの(稲垣,1996)であるため、研究教科が体育であるか他教科であるかは安全配慮をめぐる力量に影響を与えていると考えられる。方法は、東京都の公立小学校教師143名を対象に質問紙回収法を実施し分析を行った。その結果、研究教科の違いで異なる安全配慮の力量を有する傾向が見られた。詳細は、当日報告する。</p>
収録刊行物
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- 日本体育学会大会予稿集
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日本体育学会大会予稿集 68 (0), 256_1-256_1, 2017
一般社団法人 日本体育学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282680789373440
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- NII論文ID
- 130006352090
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- ISSN
- 24241946
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可