13ア−09−口−06 発達障害のある子どもの集団適応における集団特性との関連性について

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抄録

<p> 発達障害のある子どもは、健常児と比べて集団適応が難しいことが先行研究より明らかになっている。集団に適応していく必要がある場面は、学校等を含め日常生活で数多くある。しかし、集団へ入れずに困っている子どもは少なくない。また、集団活動における障害のある子どもに関する研究の中で、集団がどのような特性であるのかに焦点を当てた研究はほとんど見られなかった。以上のことから、本研究では、発達障害のある子どもが集団活動に適応していける方法を探るために、とりわけ、その子どもが属する集団特性に着目し、それらの関連性について検討することを目的とした。方法は、T大学の研究室が開催している家族参加型余暇活動における指導者を対象に、集団適応の難しい子どもについて、学齢期版TRFを用い質問紙調査を行った。さらに、集団特性を明らかにするため、「学校生活スキル尺度」(飯田・石隈,2002)、「学級機能尺度」(松崎,2006)を参考にした独自の集団特性項目テストを使って、集団適応の難しい子どもがいる集団特性を明らかにした。そこから、集団適応の難しい子どもと集団特性との関連性、集団のあり方について検討したので報告することにした。</p>

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  • CRID
    1390282680788959360
  • NII論文ID
    130006352321
  • DOI
    10.20693/jspehss.68.295_3
  • ISSN
    24241946
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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