多国籍企業における海外工場の環境適応
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- 大木 清弘
- 東京大学大学院経済学研究科
書誌事項
- タイトル別名
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- HDD産業の事例より
抄録
<p>HDD産業は1980年代、1990年代、2000年代と経営環境が変化した産業である。そのため、変化した経営環境の中でHDDメーカに求められる能力が変化し、それに対応できない企業は競争優位を失っていった。本報告では2000年以降の2.5インチ以下のHDDの経営環境の変化に着目し、2000年代において2.5インチ以下のHDDを製造する海外工場の製造能力がより重視されていったことを明らかにする。そして海外工場の能力を環境に十分に適応させることができなかった企業のケースを紹介し、海外工場の能力を環境に適応させることが容易となる多国籍企業の組織体制について議論する。</p>
収録刊行物
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- 赤門マネジメント・レビュー
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赤門マネジメント・レビュー 7 (6), 419-450, 2008
特定非営利活動法人 グローバルビジネスリサーチセンター
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001205758888448
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- NII論文ID
- 130006425145
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- ISSN
- 13474448
- 13485504
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可