磁化反転過程における双極子相互作用の効果

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タイトル別名
  • The effect of dipole interactions on magnetization reversal process

抄録

<p>近年,確率的カットオフ法などの理論研究によって,長距離相互作用をモンテカルロ法で取り扱う際に,現実的な計算時間で解析することが可能になってきた.本講演ではこの手法を用いることで,双極子相互作用が磁化反転機構や反磁場効果に及ぼす影響について議論する.特に,従来考えられてきた反磁場係数は,連続磁化模型の平均場近似による結果であり,モンテカルロ計算では,連続磁化模型・局在スピン模型のどちらも教科書的な反磁場係数を再現しないことを明らかにした.</p>

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390282681022562432
  • NII論文ID
    130006708794
  • DOI
    10.11316/jpsgaiyo.72.1.0_1002
  • ISSN
    21890803
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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