片脚着地時における矢状面上の下肢関節戦略

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タイトル別名
  • Lower Leg Joint Strategy in the Sagittal Plane during Single-leg Landing
  • カタ キャク チャクチジ ニ オケル ヤジョウメン ジョウ ノ カシ カンセツ センリャク

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抄録

〔目的〕本研究は,片脚着地時における矢状面上の下肢関節モーメントが,床反力垂直成分ピーク値にどのような影響を与えているか,明らかにすることを目的とした.〔対象と方法〕対象者は,大学女子バスケットボール部に所属している選手30名とした.三次元動作解析装置を用い,片脚着地時の矢状面上の各下肢関節モーメントを算出し,床反力垂直成分ピーク値との相関関係を検証した.〔結果〕足関節モーメントと床反力垂直成分ピーク値との間に強い負の相関関係が認められた.また,膝関節モーメントとの間には,正の相関関係が認められ,股関節モーメントとの間には,弱い正の相関関係が認められた.〔結語〕本研究の結果から,片脚着地時において足関節モーメントを高値にすることにより,床反力垂直成分ピーク値を抑える効率的な衝撃吸収となる可能性が示唆された.

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