書誌事項
- タイトル別名
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- A Case of Cervical Dural Arteriovenous Fistula evaluated by Selective Trans-arterial Indocyanine Green Videoangiography
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抄録
<p> 複雑な血管構造をもつ脊髄血管奇形において, 直達術では手術中に血管撮影, 超音波ドップラー, indocyanine green (ICG) 撮影などの術中支援を用いてシャントを同定したり, 血行動態を評価したりすることが可能である. 今回, われわれは選択的経動脈的ICG撮影が血行動態の評価に有用であった頚部dural arteriovenous fistulaの1例を経験した. 選択的経動脈的ICG撮影は少量のICGで血管を選択的に撮影することが可能であり, 手術による血行動態の変化を短時間に繰り返し評価することができる. また, 血管撮影では同定できない異常血管の描出が可能であり, 詳細な画像評価が困難な脊髄血管奇形において有効な評価法となり得る.</p>
収録刊行物
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- Japanese Journal of Neurosurgery
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Japanese Journal of Neurosurgery 27 (5), 402-407, 2018
日本脳神経外科コングレス
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390564237986819712
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- NII論文ID
- 130006744144
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- ISSN
- 21873100
- 0917950X
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可