聴神経腫瘍・小脳橋角部腫瘍の治療

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タイトル別名
  • Surgery for Vestibular Schwannomas and Other Cerebellopontine Angle Tumors
  • —手術を中心に—

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抄録

<p> 聴神経腫瘍を代表とする小脳橋角部腫瘍の手術は最難関の分野の1つであり, 近年では経過観察・手術・放射線治療の3つの治療方針の使い分けや組み合わせが検証される時代に入っている. 聴神経腫瘍の手術において, 腫瘍の最大摘出と神経機能温存という相反する命題を両立させるためには, 持続顔面神経モニタリングを主体とする術中脳神経モニタリング, 解剖に基づいた剝離のテクニックと十分な手術経験が必要である. 本稿では, 三叉神経鞘腫, 頚静脈孔神経鞘腫, 小脳橋角部・頭蓋底髄膜腫, 小脳橋角部類上皮腫の手術のポイントについても概説した.</p>

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参考文献 (15)*注記

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