大学教育における家政教育カリキュラムの現状と展望
書誌事項
- タイトル別名
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- Current Situation and Views of Home Economics Education Curriculum in University Education
- - Based on the Survey of the Japan Society of Home Economics members -
- - 日本家政学会員への調査を手がかりとして -
抄録
【目的】本研究では、大学教育における家政教育カリキュラムの内実と今後の展望を明らかにすることを目的とする。具体的には日本家政学会員に行った調査結果を手がかりとして、「家政教育」についての概念認識を明らかにするとともに、大学・学部における「家政教育系」開講科目・テーマ の現況と家政教育の発展のための今後の方向性を展望する。【方法】郵送法・質問紙自記式調査を平成15年5月下旬_から_6月中旬に日本家政学会会員1000名を対象に実施、有効回収率30%であった。調査内容は_丸1_「家政教育」の概念認識_丸2_大学・学部の一般(教養)・総合・専門教育の「家政教育系」開講科目・テーマの現況_丸3_今後の研究・教育上の連携必要領域・カリキュラム等の三点である。また、現況・展望については併せて、改組前後の大学教育のカリキュラムの実際を事例的に考察する。【結果と考察】「家政学教育」と「家政教育」の概念認識は66.4%が差異を認識、教育の「対象」と「志向性」の認識に違いが見られた。「家政教育系」開講科目・テーマの現況は、専門教育では「食物」・「被服」領域が多く、「原論系」の名称は「生活科学原論系」が「家政学原論系」を上回る傾向であった。一般(教養)・総合等の「家政教育系」の開講状況は1999年の研究と比較した結果、「家政系学部」「教員養成系学部」では「家政学」領域が減少、「環境」「消費経済」「福祉」領域が増加、「一般系(家政系以外の学部)」では「家政学」領域の増加の傾向がみられた。「家政教育」の推進発展にむけて今後は、多領域を架橋する教育上・研究上の連携とカリキュラムの開発の必要性が示唆された。
収録刊行物
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- 一般社団法人日本家政学会研究発表要旨集
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一般社団法人日本家政学会研究発表要旨集 56 (0), 103-103, 2004
一般社団法人 日本家政学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282680535592448
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- NII論文ID
- 130006957283
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可