福島第一原発事故による福島中通り地区の市街地における放射性汚染に関する調査

• 芳原 新也

  近畿大学原子力研究所

• 稲垣 昌代

  近畿大学原子力研究所

• 小島 清

  近畿大学原子力研究所

• 山西 弘城

  近畿大学原子力研究所

• 若林 源一郎

  近畿大学原子力研究所

• 伊藤 哲夫

  近畿大学原子力研究所

書誌事項

タイトル別名

• Survey of Radioactive Contaminations in cities at Fukushima-Nakadori area due to Fukushima Daiichi Nuclear Plant Accident

抄録

GPS連動型の可搬型放射線位置測定装置を用いて、福島県福島市、福島県郡山市および栃木県那須塩原市の市街地における空間線量率分布の移動測定を行なった。その結果、測定を行なった市街地では、舗装地に比べて非舗装地の空間線量率が高くなる現象が観測された。また、各市街地の非舗装地における表層から0-1cmの土壌の比放射能を測定した結果、福島市内および郡山市内の公園では福島第一原発事故後１ヶ月経過した時点において数量告示に定める放射性同位元素の濃度を超えていた事がわかった。

収録刊行物

• 日本原子力学会　年会・大会予稿集

  日本原子力学会　年会・大会予稿集 2011f (0), 830-830, 2011

  一般社団法人 日本原子力学会

キーワード

• 福島第一原発
• 中通り
• 市街地
• 空間線量率
• 表層土壌の比放射能

詳細情報

• CRID: 1390001205725144960
• NII論文ID: 130007036162
• DOI: 10.11561/aesj.2011f.0.830.0
• 本文言語コード: ja
• データソース種別:
  • JaLC
  • CiNii Articles
• 抄録ライセンスフラグ: 使用不可