PCI 全盛期のCABG のあり方

• 宇野澤 聡

  日本大学医学部外科学系心臓血管外科学分野

• 田中 正史

  日本大学医学部外科学系心臓血管外科学分野

書誌事項

タイトル別名

• Ideal Coronary Artery Bypass Grafting in the Heyday of PCI
• PCI ゼンセイキ ノ CABG ノ アリカタ

抄録

冠動脈バイパス術(CABG) は，経皮的冠動脈形成術の進歩とともに，お互いの成績を比較されながら発展してきた．最近の無作為試験の結果では，糖尿病や多枝病変の患者で冠動脈バイパス術の成績が良好であるとの報告が多い．冠動脈バイパス術は，オフポンプ ABG, minimally invasive direct coronary artery bypass, ハイブリッドCABG，ロボット支援CABG などの低侵襲化手術の流れである．虚血性心疾患は，患者背景や冠動脈病変を考慮して，心臓外科医と循環器内科医が密な連携のもとに治療方法を選択する必要がある．

収録刊行物

• 日大医学雑誌

  日大医学雑誌 76 (3), 126-130, 2017

  日本大学医学会

キーワード

• 冠動脈バイパス術
• 経皮的冠動脈形成術
• 多枝病変
• 低侵襲手術

詳細情報

• CRID: 1390282681410498432
• NII論文ID: 130007331513
• NII書誌ID: AN0018408X
• DOI: 10.4264/numa.76.3_126
• ISSN: 18840779
• ISSN: 00290424
• NDL書誌ID: 028375863
• Web Site: https://ndlsearch.ndl.go.jp/books/R000000004-I028375863
• Web Site: https://www.jstage.jst.go.jp/article/numa/76/3/76_126/_pdf
• Web Site: https://search.jamas.or.jp/link/ui/2017306351
• 本文言語コード: ja
• データソース種別:
  • JaLC
  • NDL
  • Crossref
  • CiNii Articles
• 抄録ライセンスフラグ: 使用不可