マツノザイセンチュウ抵抗性クロマツ不定胚形成細胞からの成熟不定胚誘導
書誌事項
- タイトル別名
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- Mature somatic embryo induction from embryogenic cells of nematode-resistant clones of Japanese black pine
抄録
<p>【目的】不定胚形成技術は大量増殖の手法として優れている。国産マツの増殖においても、不定胚形成による個体再生系が最も効率の良い手法として知られている。クロマツは海岸防災林に利用される重要な樹種であるが、材線虫病による松枯れ被害が大きな問題となっている。その対策として、マツノザイセンチュウ抵抗性クロマツの種苗生産量の飛躍的向上が期待されている。今回は、苗木生産の技術開発の一環として、マツノザイセンチュウ抵抗性クロマツ不定胚形成細胞からの個体再生を試みた。【方法】採種園内に生育するマツノザイセンチュウ抵抗性個体の種子から誘導した不定胚形成細胞を、マルトース、ポリエチレングリコール、活性炭やアブシシン酸などを含む成熟不定胚誘導用EM培地に置床し、暗黒下、25℃で培養を行った。【結果】培養開始約6週間後に子葉部の形成がみられ、培養開始約8週間後に幼根部の発達した成熟不定胚が形成された。誘導効率については細胞系統間差が著しくみられたが、複数の家系において成熟不定胚の誘導が可能であった。</p>
収録刊行物
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- 日本森林学会大会発表データベース
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日本森林学会大会発表データベース 129 (0), 518-, 2018-05-28
日本森林学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390564237987097600
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- NII論文ID
- 130007376174
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可