医師不足地域での短期間滞在型地域医療実習 : 筑波大学の取り組み

書誌事項

タイトル別名
  • University of Tsukuba's Short-Stay, Regional Health Care, Clinical Clerkship Program in Medically Underserved Areas
  • イシ ブソク チイキ デ ノ タンキカン タイザイガタ チイキ イリョウ ジッシュウ : ツクバ ダイガク ノ トリクミ

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抄録

<p> 筑波大学では2009年度より, 全ての医学生5年次に対し医師不足地域での5日間滞在型地域医療実習を行ってきた. 実習場所のほとんどは健康教室, 健康診断, 職場体験など医療機関以外の場所であり, 学生たちはその地域の健康問題を見聞した. 短期間ながら滞在することはその地域の生活環境の理解を助け, 学生が住民の立場からその地域の健康問題を考察するのに効果的だった. 本実習は医学生に地域医療の魅力や重要性を直接伝え, 地域に勤務する医師の増加に貢献すると思われるが, その効果を評価するために長期間観察していく必要があると思われた.</p>

収録刊行物

  • 医学教育

    医学教育 48 (3), 147-150, 2017-06-25

    日本医学教育学会

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