最新の周術期管理

  • 戸田 光紀
    兵庫県立リハビリテーション中央病院整形外科 兵庫県立リハビリテーション中央病院リハビリテーション科 兵庫県立福祉のまちづくり研究所ロボットリハビリテーションセンター
  • 陳 隆明
    兵庫県立リハビリテーション中央病院リハビリテーション科 兵庫県立福祉のまちづくり研究所ロボットリハビリテーションセンター

書誌事項

タイトル別名
  • Amputation and Postoperative Stump Care : Up to Date
  • サイシン ノ シュウジュツキ カンリ

この論文をさがす

抄録

<p>切断および術後断端管理について,近年最も大きく変化したことは,下腿切断術後の断端ケアの進歩,ならびに臨床現場におけるシリコンライナーの普及であると考えられる.従来の弾性包帯によるソフトドレッシングは簡便であるが,手技が一定せず断端成熟に時間を要する.一方,ギプス包帯を用いるリジッドドレッシングはリハビリテーション期間を短縮させるが,断端管理が困難であり血行障害による切断患者には適応し難いという問題があった.リムーバブルリジッドドレッシングはこれらの問題を解決し得る方法として有効性が報告されている.また,われわれが導入しているシリコンライナーを用いた早期義肢装着法は簡便,かつリハビリテーション期間を短縮させる方法として有効であり,今後普及が期待される.</p>

収録刊行物

参考文献 (14)*注記

もっと見る

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ