下垂体前葉におけるケモカインおよびケモカインレセプターの発現とその機能解析
書誌事項
- タイトル別名
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- The expression of chemokines and their receptors in the anterior pituitary gland
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抄録
<p> ケモカインは,G蛋白質共役受容体を介して作用する分泌性の低分子量サイトカインスーパーファミリーの一つである。白血球の遊走因子として発見され,その後リンパ球や血管内皮細胞などの移動に関わる因子として注目されてきた。最近では造血系組織のみならず,神経組織や内分泌器官においても発現が報告され,機能解析が進んでいる。下垂体前葉は成長・生殖・代謝などを含めた生命の恒常性を維持する重要な内分泌器官の一つである。下垂体前葉からのホルモン産生は,視床下部からのホルモン制御を受けているだけではなく,前葉の細胞が分泌する成長因子やサイトカイン,ケモカインなどのパラクラインにより局所的にも制御されている。本総説では下垂体前葉におけるケモカインとその受容体の発現,そして我々の行ってきた機能解析についてこれまで明らかにした点を述べる。</p>
収録刊行物
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- 杏林医学会雑誌
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杏林医学会雑誌 49 (2), 117-125, 2018
杏林医学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282763019720960
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- NII論文ID
- 130007403072
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- ISSN
- 1349886X
- 03685829
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可