-
- 阿久津 博義
- 筑波大学医学医療系脳神経外科
書誌事項
- タイトル別名
-
- Selection of Surgical Approach for Craniopharyngiomas : Endoscopic Endonasal Surgery or Transcranial Surgery
この論文をさがす
抄録
<p> 近年の経鼻内視鏡手術 (EES) の発展により, 頭蓋咽頭腫に対するEESの適応が拡大している. また, 初発例のみならず再発例の頭蓋咽頭腫に対するEESの良好な摘出率と低い合併症率が報告されている. さらに, メタアナリシスや症例をマッチさせた後方視的解析による, 経頭蓋手術 (TCS) とEESの比較でもEESのほうが良好な成績であったが, これらの報告では選択バイアスが完全には排除できておらず, またEESの限界があることも理解すべきである. 今後本疾患の治療を行う脳神経外科医にはEESとTCSの適切な症例選択ができることが求められる.</p>
収録刊行物
-
- Japanese Journal of Neurosurgery
-
Japanese Journal of Neurosurgery 27 (6), 456-462, 2018
日本脳神経外科コングレス
- Tweet
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1390001288039117184
-
- NII論文ID
- 130007410492
-
- ISSN
- 21873100
- 0917950X
-
- 本文言語コード
- ja
-
- データソース種別
-
- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
-
- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可