頭蓋咽頭腫に対する経鼻内視鏡手術と経頭蓋手術の適応選択

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  • Selection of Surgical Approach for Craniopharyngiomas : Endoscopic Endonasal Surgery or Transcranial Surgery

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抄録

<p> 近年の経鼻内視鏡手術 (EES) の発展により, 頭蓋咽頭腫に対するEESの適応が拡大している. また, 初発例のみならず再発例の頭蓋咽頭腫に対するEESの良好な摘出率と低い合併症率が報告されている. さらに, メタアナリシスや症例をマッチさせた後方視的解析による, 経頭蓋手術 (TCS) とEESの比較でもEESのほうが良好な成績であったが, これらの報告では選択バイアスが完全には排除できておらず, またEESの限界があることも理解すべきである. 今後本疾患の治療を行う脳神経外科医にはEESとTCSの適切な症例選択ができることが求められる.</p>

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参考文献 (17)*注記

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