書誌事項
- タイトル別名
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- A Case of Small Intestinal Type Crohn's Disease with Diversion Colitis
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抄録
症例は46歳男性.32歳時小腸型クローン病と診断され,以後主に内科にてフォローされていた.経過中,他院外科にて計3回開腹手術を施行され,受診時には双孔式回腸人工肛門を造設された状態であった.腹痛増悪と肛門からの粘血便が徐々に増量し紹介となった.回腸人工肛門から口側腸管はほぼ粘膜治癒が得られていたが,肛門側腸管は高度狭窄と膿付着を伴う広範な粘膜脱落がみられた.以上よりdiversion colitis(以下DC)と診断し,残存大腸全摘術および回腸人工肛門再造設術を施行した.術後腹痛などの症状は消失し,軽快退院された.有症状DCは比較的稀であるが,fecal diversionによって残存腸管があるクローン病で腹痛などを認めた時には,原病の病勢と共にDCの可能性も考えて診断しなければならない.長期経過例での癌化の問題もあるため,残存腸管切除術も考慮すべきである.
収録刊行物
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- 日本大腸肛門病学会雑誌
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日本大腸肛門病学会雑誌 71 (8), 330-334, 2018
日本大腸肛門病学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282763041403648
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- NII論文ID
- 130007458182
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- ISSN
- 18829619
- 00471801
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可