書誌事項
- タイトル別名
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- Right upper lobectomy for iatrogenic lung injury caused by chest tube
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抄録
<p>症例は71歳男性.前医で右気胸に対して胸腔ドレナージが施行されていた.気漏が停止したと判断され,ドレーンが抜去された.しかし,ドレーン抜去後に気胸が再燃,皮下気腫も出現したため,再度,前胸部より28 Frトロッカーカテーテルを留置された.直後より著明に皮下気腫が増悪し,呼吸苦が出現した.CTでドレーンが右上葉内へ刺入されており,当院へ搬送された.来院後より呼吸不全であり,緊急手術となった.術中高度な気腫性変化を認め,肺門部へ向かって10 cmにわたりドレーンが刺さっていたため,肺の温存は不可能と判断し,右上葉切除となった.術後肺炎を起こしたが,保存的に加療,第32病日に在宅酸素を導入し,自宅退院となった.胸腔ドレーン挿入による医原性気胸は多くの場合,末梢の肺実質の損傷のみで保存的に加療することが可能であるが,肺葉切除を要する症例は稀であるため,文献的考察を交えて報告する.</p>
収録刊行物
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- 日本呼吸器外科学会雑誌
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日本呼吸器外科学会雑誌 32 (6), 777-780, 2018-09-15
特定非営利活動法人 日本呼吸器外科学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282763047320064
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- NII論文ID
- 130007484151
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- ISSN
- 18814158
- 09190945
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可