熊本地震における水槽設備の被害調査と被害関数の構築

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タイトル別名
  • Earthquake damage survey of water tank equipment and making vulnerability function in Kumamoto Earthquake

抄録

<p>本研究では、熊本大震災による水槽設備の被害状況を調査した。具体的には、58件の水槽設備における被害形態、水槽形態、設計用水平震度、位置情報を調査した。次に、そのデータを用いて、二項分布法、最尤法で被害関数を作成した。この時、関数は対数正規分布をモデルとした。軽微な被害では、耐力中央値は262kineであり、対数標準偏差は0.85であった。重大な被害では、耐力中央値は547kineであり、対数標準偏差は0.79であった。これらの値は、兵庫県南部地震における既往研究に比べて小さい。</p>

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390564238036127104
  • NII論文ID
    130007498684
  • DOI
    10.18948/shasetaikai.2017.10.0_117
  • ISSN
    24242179
    18803806
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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