潰瘍性大腸炎に併発した直腸の側方発育型腫瘍に対し内視鏡的粘膜下層剥離術を行った1例

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  • Curative endoscopic submucosal dissection of laterally spreading sporadic tumor in ulcerative colitis:a case report

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抄録

<p>症例は60歳代,男性.水様性下痢が持続するため当科紹介となり,下部消化管内視鏡検査(CS)を行い左側大腸炎型の潰瘍性大腸炎(UC)と診断した.その際に上部直腸に30mm大の側方発育型腫瘍を認めたため,5-アミノサリチル酸の内服,坐剤で寛解導入を行い,CSで粘膜治癒を確認した上で内視鏡的粘膜下層剥離術を行った.最終病理組織診断結果は,UCに併発したsporadicな高異型度管状腺腫であった.</p>

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