心理学に対するイメージ(1)

書誌事項

タイトル別名
  • Image of Psychology (1)
  • 心理学に対するイメージ(1)心理専攻学部生と非心理専攻学部生を対象とした横断的研究
  • シンリガク ニ タイスル イメージ(1)シンリ センコウ ガクブセイ ト ヒシンリ センコウ ガクブセイ オ タイショウ ト シタ オウダンテキ ケンキュウ
  • ―心理専攻学部生と非心理専攻学部生を対象とした横断的研究―
  • Cross-sectional Study for the Undergraduate Students of Psychology Major and Non-Psychology Major

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抄録

<p> 一般的な心理学のイメージと学問としての心理学に認識の違いがあることが指摘されている。そこで、本学学生を対象に心理学のイメージ調査をおこなった。その結果、心理学は、地道で理系的な要素が強く難しいイメージであることが分かった。また心理学を学ぶとできるようになることでは、カウンセリングや対人理解につながると考えていることが分かった。心理学の諸分野の関心では、1年生は心理学全般に強い関心を持っているが、学年が上がると犯罪、社会心理学を除く分野で関心が弱くなることが示された。また、社会心理学に対しては、学年が高くなると関心が強くなることが示された。以上のことから1年生は心理学に強い関心と期待を持っているが、学年が上がるにつれ関心と期待が弱まると言える。また、心理学を学ぶとできるようになることでは、カウンセリングや対人理解は、学年が上がると低下するが、実生活での有用性は変わらないことが分かった。</p>

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