感染症法施行規則の一部改正
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- 清水 博之
- 国立感染症研究所ウイルス第二部
書誌事項
- タイトル別名
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- 急性弛緩性麻痺(AFP:ポリオを除く)が五類感染症に追加
抄録
急性弛緩性麻痺(acute flaccid paralysis: AFP)は、ポリオウイルス感染による麻痺(ポリオ: 急性灰白髄炎)、急性弛緩性脊髄炎、ギラン・バレー症候群等、多様な臨床症状を示す疾患の総称で、様々な要因が発症に関与する。近年、日本や世界各地で、エンテロウイルスD68等の関与が疑われるAFP症例の増加が報告され、発生動向把握の必要性が指摘されている。世界的ポリオ対策も考慮し、2018年5月1日から「急性弛緩性麻痺(急性灰白髄炎を除く)」が、感染症法の五類感染症(全数把握疾患)に追加された。
収録刊行物
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- ファルマシア
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ファルマシア 55 (4), 341-341, 2019
公益社団法人 日本薬学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390564238097271680
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- NII論文ID
- 130007621928
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- ISSN
- 21897026
- 00148601
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可