尿スクリーニングで診断された先天性サイトメガロウイルス感染症児の頭部MRIの検討
書誌事項
- タイトル別名
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- Examination of head magnetic resonance imaging in patients with congenital cytomegalovirus infection diagnosed by newborn urine screening
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抄録
<p>先天性サイトメガロウイルス感染症(congenital cytomegalovirus infection, cCMV)児の頭部MRIの異常パターンと神経学的後障害との関連は解明されていない。尿スクリーニングで診断されたcCMV児60例の内,初回MRI検査を1歳未満に行った52例を対象とした。異常を認めたのは43例(82.6%)で白質障害(white matter abnormality, WMA)は全例に認めた。WMA以外に多小脳回,脳室拡大,海馬異形成などを有した3例は,全例に知的障害,片麻痺,難聴などの重篤な神経学的後障害を合併していた。一方で難聴の重症度とMRI所見との間に関連性を見出すことはできなかった。しかし興味深いことに,1歳半前後になってもWMAは大部分の症例(37例中29例,78%)で残存しており,WMAの臨床的意義を明らかにするために,今後も長期的な追跡が必須である。</p>
収録刊行物
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- Pediatric Otorhinolaryngology Japan
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Pediatric Otorhinolaryngology Japan 39 (3), 291-296, 2018
日本小児耳鼻咽喉科学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001288145960960
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- NII論文ID
- 130007624920
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- ISSN
- 21865957
- 09195858
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可