パーキンソン病患者に対する集団的要素を取り入れた外来理学療法プログラムの試み

  • 立石 貴之
    国立研究開発法人 国立精神・神経医療研究センター病院 身体リハビリテーション科 独立行政法人 国立病院機構埼玉病院 リハビリテーション科
  • 渡部 琢也
    国立研究開発法人 国立精神・神経医療研究センター病院 身体リハビリテーション科
  • 脇田 瑞木
    国立研究開発法人 国立精神・神経医療研究センター病院 身体リハビリテーション科
  • 藍原 由紀
    国立研究開発法人 国立精神・神経医療研究センター病院 身体リハビリテーション科
  • 勝田 若奈
    国立研究開発法人 国立精神・神経医療研究センター病院 身体リハビリテーション科
  • 早乙女 貴子
    国立研究開発法人 国立精神・神経医療研究センター病院 身体リハビリテーション科
  • 小林 庸子
    国立研究開発法人 国立精神・神経医療研究センター病院 身体リハビリテーション科
  • 望月 久
    文京学院大学大学院 保健医療科学研究科
  • 村田 美穂
    国立研究開発法人 国立精神・神経医療研究センター病院  神経内科

書誌事項

タイトル別名
  • Outcomes of a Physical Therapy Program Integrating Group Activities for Outpatients with Parkinson’s Disease
  • パーキンソンビョウ カンジャ ニ タイスル シュウダンテキ ヨウソ オ トリイレタ ガイライ リガク リョウホウ プログラム ノ ココロミ

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抄録

<p>〔目的〕外来のパーキンソン病(PD)患者への個別的理学療法を数組同時に行うことで集団的要素を取り入れたプログラムの実施結果について検討した.〔対象と方法〕外来PD患者26名に,集団的要素を含む60分間のプログラムを週1回,12週間実施し,実施前後のPD患者の運動機能およびQOLの変化を評価し,本プログラム実施後の運動習慣獲得状況を調査した.〔結果〕10 m歩行の歩数,6分間歩行距離,PDQ-39の2項目に有意な改善を認めた.運動習慣は実施後6ヵ月時点でも維持されていた.〔結語〕今回実施したプログラムはPD患者の身体機能およびQOLの改善,運動習慣の獲得に寄与する可能性がある.</p>

収録刊行物

参考文献 (4)*注記

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