稲庭うどんから分離した<i>Hyphopichia burtonii</i> M2株を用いた製パン

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タイトル別名
  • Bread Prepared Using <i>Hyphopichia burtonii</i> M2 Isolated from ‘Inaniwa Udon’
  • 稲庭うどんから分離したHyphopichia burtonii M2株を用いた製パン
  • イネテイウドン カラ ブンリ シタ Hyphopichia burtonii M2カブ オ モチイタ セイパン

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抄録

<p>稲庭うどんから分離した耐塩性酵母Hyphopichia burtonii M2 を用いてパンを調製した。生地の食塩濃度が液体培養より高くなるとH. burtonii M2の発酵が遅れることが分かった。H.burtonii M2 の2%食塩液体培養物を無塩パン生地に加えると,誘導期なしに生地の膨張が認められた。H. burtonii M2 の2%食塩液体培養物を用いて調製したパンの比容積は2.42から2.62(cm3/g)であった。それに対して乾燥酵母を使用して調製したパンの比容積は3.15(cm3/g)であった。H. burtonii M2 で調製したパンは焼成2日後に硬くなる傾向があった。</p>

収録刊行物

  • 日本調理科学会誌

    日本調理科学会誌 52 (2), 109-113, 2019-04-05

    一般社団法人 日本調理科学会

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