九州育種基本区におけるスギ精英樹のジベレリン着花特性
-
- 栗田 学
- (国研)森林機構 森林総合研究所林木育種センター九州育種場
-
- 武津 英太郎
- (国研)森林機構 森林総合研究所林木育種センター九州育種場
-
- 倉原 雄二
- (国研)森林機構 森林総合研究所林木育種センター九州育種場
-
- 佐藤 省治
- (国研)森林機構 森林総合研究所林木育種センター九州育種場
-
- 大塚 次郎
- (国研)森林機構 森林総合研究所林木育種センター九州育種場
-
- 竹田 宣明
- (国研)森林機構 森林総合研究所林木育種センター東北育種場
-
- 松永 孝治
- (国研)森林機構 森林総合研究所林木育種センター九州育種場
-
- 倉本 哲嗣
- (国研)森林機構 森林総合研究所林木育種センター
-
- 加藤 一隆
- (国研)森林機構 森林総合研究所林木育種センター
-
- 久保田 正裕
- (国研)森林機構 森林総合研究所林木育種センター九州育種場
書誌事項
- タイトル別名
-
- The trait of flower setting by gibberellin of plus trees of <i>Cryptomeria japonica</i> in kyushu breeding region.
抄録
<p>スギは日本の主要な造林樹種であり、古くから構造用材として利用されてきた。近年、森林資源の充実等を背景に主伐が進められる中、再造林においては林業の成長産業化を視野に、育林コストの削減や伐期の短縮に繋がると考えられる、特定母樹やエリートツリー等、成長に優れた系統の活用が進められている。一方で、スギ花粉症は国民の約3割が罹病するなど社会問題化しており、スギに求められる形質としては成長性のみならず、着花性(少花粉・無花粉)等、複数の特性において優れた品種の開発が求められている。現在、より効果的な優良品種作出手法として、ゲノム育種技術の開発がおこなわれており、それに用いるための大規模なDNA情報とあわせて表現型情報の取得を進めている。今回、九州育種基本区のスギ第一世代精英樹571 系統、1,107個体において、ジベレリン処理による着花特性情報を取得したので報告する。また、これまでに取得されている他形質との関連性についても解析し議論する。</p>
収録刊行物
-
- 日本森林学会大会発表データベース
-
日本森林学会大会発表データベース 130 (0), 574-, 2019-05-27
日本森林学会
- Tweet
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1390564238090309632
-
- NII論文ID
- 130007645716
-
- 本文言語コード
- ja
-
- データソース種別
-
- JaLC
- CiNii Articles
-
- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可