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抄録
<p>【はじめに】小児上腕骨顆上骨折は日常的に遭遇する外傷であり,経皮的鋼線刺入固定術と観血的整復固定術を行った症例について比較検討した.【対象と方法】2012~2016年に手術を施行した小児上腕骨顆上骨折46例を対象とし,経皮的鋼線刺入固定術群と観血的整復固定術群に分け,年齢,性別,外固定期間,Tilting angle(TA)・Baumann angle(BA)の経過,最終ROMについて検討した.【結果】経皮的鋼線刺入固定術群40例,観血的整復固定術群6例で観血的整復固定術群はすべてSmith・阿部分類type4であった.外固定期間,TA・BAの経過,最終ROMについては両群間で有意差は認めなかった.【考察】粉砕骨折や神経血管障害を合併した場合,観血的整復固定術を選択する傾向にあった.【結論】小児上腕骨顆上骨折46例のうち観血的整復固定術はSmith・阿部分類type4の6例に施行していた.</p>
収録刊行物
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- 整形外科と災害外科
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整形外科と災害外科 68 (1), 106-108, 2019-03-25
西日本整形・災害外科学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282763115151744
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- NII論文ID
- 130007650162
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- ISSN
- 13494333
- 00371033
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可