-
- 福島 祥行
- 大阪市立大学
書誌事項
- タイトル別名
-
- Genèse de la réflexion dans <i>le group work </i> : Analyse d’interaction en classe de débutants
- グループ ・ ワーク ニ オケル フリカエリ ノ セイセイ : フランスゴ ショキュウ クラス ノ ソウゴ コウイ ブンセキ カラ
この論文をさがす
抄録
<p>「学習者中心」の教育-学習観がひろまり,政府もアクティブ・ラーニングを高等学校,大学における学びに望ましいものとして推奨するようになった。そのような風潮にあって,アクティブ・ラーニングの一形態であるグループ・ワークについては,さらな る学術的研究がもとめられている。その一端として,福島 (2015) では,グループ・ワークを記録した動画の相互行為分析にもとづき,学習者たちが相互行為のなかで創発的に《知識》を構築しているさまをあきらかにした。しかし,創発された《知識》は,当該の学びをふかめるための機会,すなわち「ふりかえり」の場をへて,いわば「身につ いた《知識》」とする必要がある。そこで,本論文では,ふたたびグループ・ワークの実際を分析し,「ふりかえり」の生ずるさまをあきらかにすることにより,「ふりかえり」を構造的に内在することが,グループ・ワークの有効性のひとつとなっていることを主 張する。</p>
収録刊行物
-
- Revue japonaise de didactique du français
-
Revue japonaise de didactique du français 11 (1-2), 29-45, 2016
日本フランス語教育学会
- Tweet
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1390282763125435264
-
- NII論文ID
- 130007666090
-
- NII書誌ID
- AA12150378
-
- ISSN
- 24331902
- 18805930
-
- NDL書誌ID
- 028491887
-
- データソース種別
-
- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
-
- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可