学術映像の制作過程で培われた当事者性に関する考察
書誌事項
- タイトル別名
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- A study on the collective owner sense of researcher and creator in the process of creating academic videos
抄録
<p>筆者らが制作をしている学術映像は,研究者と映像制作者の両者(当事者)が制作主体となって制作に関わることが,適切で価値が高いと思える映像コンテンツの創造につながると考えている。本発表では、学術映像制作過程で,どのように両者で当事者性を醸成していったか,京都大学総合博物館での企画展示の展示映像制作を事例として、当事者性の獲得手法を考察した。その結果,制作過程のコミュニケーションにおいて互いの役割を他人事とせず,各自が果たした役割が連携して進行したこと,自身の行為や考えが制作している映像コンテンツに組み込まれていく様子が見て取れたため,完成した映像コンテンツ自体を自分たち自身のものであるという意識の醸成が促されたと考えられた。</p>
収録刊行物
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- 日本デザイン学会研究発表大会概要集
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日本デザイン学会研究発表大会概要集 66 (0), 22-, 2019
一般社団法人 日本デザイン学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282763126941440
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- NII論文ID
- 130007669105
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可