腹部大動脈・腸骨動脈瘤–下大静脈瘻の外科治療
書誌事項
- タイトル別名
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- Surgery for Ruptured Abdominal Aortic Aneurysm and Iliac Artery Injury with an Aortocaval and Iliac Vein Fistula
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抄録
<p>腹部大動脈・腸骨動脈瘤–下大静脈瘻を合併した腹部大動脈瘤ACF(aortocaval fistula)は腹痛・腰痛,拍動性腫瘤,腹部血管雑音の3徴に加え,心不全,下腿浮腫の特異な臨床症状を呈する.特発性ACF(spontaneous ACF: sACF)は腹部大動脈・総腸骨動脈瘤が巨大化し下大静脈(IVC)に破裂穿孔し,発症する.全腹部大動脈瘤(AAA)の0.2~1.3%の頻度で,破裂性AAAの3~4%を占めるまれな合併症である.人工血管置換術,穿孔部閉鎖が標準術式であるが,死亡率が高いことからステント-グラフト内挿術の報告も散見されるようになったが,エンドリークの合併対策に問題が残る.もう一つの原因は外傷性で,最も頻度が高いのは腰椎椎間板内視鏡術術後で,症例数増加に伴い,術中・後のAVF報告は決してまれではなくなってきている.本稿では術前臨床症状,診断率,人工血管置換術,ステント-グラフト内挿術の死亡率,合併症について考察する.</p>
収録刊行物
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- 日本血管外科学会雑誌
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日本血管外科学会雑誌 28 (4), 317-322, 2019-08-24
特定非営利活動法人 日本血管外科学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390564238111040128
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- NII論文ID
- 130007695188
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- ISSN
- 1881767X
- 09186778
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可