大学図書館施設改修に伴う館内利用の変化を量的に評価する試み

• 稲葉 直也

  早稲田大学図書館利用者支援課

書誌事項

タイトル別名

• Quantitative Assessment of the Change of Users Behavior within University Libraries
• The Effect Verification of Library Learning Commons Renovation
• ラーニング・コモンズ設置効果検証を念頭に

抄録

本稿は，ラーニング・コモンズ設置等に代表される，館内利用方針の変換を伴う施設改修の効果を検証するために，大学図書館の館内利用量（利用時間）を推定することで，館内利用の変化を量的に評価する手法を提案する。2018年8月から9月に行われた早稲田大学中央図書館2階のラーニング・コモンズ改修工事を対象に実証調査を行い，改修に期待する効果を事前に館内利用量を測定することで予測し，改修後に館内利用の変化の有無を確認することで，想定通りの改修の効果が表れているか検証と評価が可能であることを明らかにした。

収録刊行物

• 大学図書館研究

  大学図書館研究 112 (0), n/a-, 2019-08-31

  国公私立大学図書館協力委員会

キーワード

• 大学図書館
• 図書館 – 閲覧・利用
• 図書館評価
• 図書館調査
• 図書館統計
• ラーニング・コモンズ
• 利用調査
• 館内利用量
• 館内閲覧量

詳細情報

• CRID: 1390845702277034752
• NII論文ID: 130007702951
• DOI: 10.20722/jcul.2040
• ISSN: 2186103X
• ISSN: 03860507
• 本文言語コード: ja
• データソース種別:
  • JaLC
  • CiNii Articles
• 抄録ライセンスフラグ: 使用不可