新しい時代にふさわしいスポーツ指導者の育成と認定:体育学会の果たすべき役割

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抄録

<p> 本学会はこれまで指導者資格特別委員会(土屋・大友・本間)が中心となり、スポーツ指導者の資質向上と質保証ならびに資格のあり方について、関係機関との公開討論を進めてきた。68回大会シンポジウムでは、スポーツ庁よりコーチングイノベーション事業のコンセプトを現場で具現化し、2020大会のレガシーとして変革を加速したいとの提案があった。(公財)日本スポーツ協会からは、モデル・コア・カリキュラムに基づく、新たな「公認スポーツ指導者制度」の構築に向け、コーチデベロッパー(CD)養成講習会実施等において協力体制を模索したいとの要望が出された。部活動指導員制度の設置に伴い、スポーツ指導者の資格認定や資質向上のための学術的基盤整備において、本学会に対する社会の期待は大きく、またそれに応える知見も蓄積されつつある。そこで本シンポジウムでは、改革期にあるスポーツ指導者育成・認定の課題を探り、本学会の果たすべき役割を明確にする。具体的には、新しい時代にふさわしいスポーツ指導者の育成・認定制度の理解を深め、日本のスポーツ指導者養成の現状について国際的視点から点検評価を行いつつ、本学会が学術団体としてどのように貢献できるかを検討する。</p>

収録刊行物

詳細情報

  • CRID
    1390565134808654848
  • NII論文ID
    130007770709
  • DOI
    10.20693/jspehss.70.7_1
  • ISSN
    24241946
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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