自動運転システムに対する賛否意識の日英比較分析―リスク認知に着目して

書誌事項

タイトル別名
  • COMPARATIVE ANALYSIS BETWEEN JAPAN AND UK ON INDIVIDUAL ACCEPTANCE OF AUTONOMOUS VEHICLES —FOCUSING ON RISK PERCEPTION

抄録

本研究では今後の自動運転システムの社会的実装に向け,人々が自動運転システムをどのように受け入れるかという社会的受容性に着目し,共に島国で自動車メーカーを有する日本と英国の一般市民の賛否意識をリスク認知に着目して比較することを目的に,両国にてWEBアンケート調査を実施した.その結果, 1) AVsへの賛否意識はレベルによって異なり日英ともにレベル3の方が賛成傾向にあること,2) 日本では,男性,送迎時間の高い人,英国では,男性,若者,London在住の人,がAVsに賛成する傾向があること,3) 自動運転に関するリスク認知は日英で同様の傾向である一方,他のハザードへのリスク認知には大きな差があることが示された.

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