幼若永久歯に対する暫間修復としての永久歯既製金属冠についての後方視的研究
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- 釜崎 陽子
- 長崎大学病院小児歯科
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- 今村 圭吾
- 長崎大学大学院医歯薬学総合研究科小児歯科学分野
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- 田上 直美
- 長崎大学病院特殊歯科総合診療部 長崎大学大学院医歯薬学総合研究科小児歯科学分野
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- 西俣 はるか
- 長崎大学大学院医歯薬学総合研究科小児歯科学分野
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- 近藤 好夫
- 長崎大学大学院医歯薬学総合研究科小児歯科学分野
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- 佐藤 恭子
- 長崎大学大学院医歯薬学総合研究科小児歯科学分野
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- 西口 美由季
- 長崎大学大学院医歯薬学総合研究科小児歯科学分野
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- 日高 聖
- 長崎大学大学院医歯薬学総合研究科小児歯科学分野
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- 福本 志保
- 長崎大学大学院医歯薬学総合研究科小児歯科学分野
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- 藤原 卓
- 長崎大学大学院医歯薬学総合研究科小児歯科学分野
書誌事項
- タイトル別名
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- Retrospective Investigation of Longevity of Permanent Tooth Stainless Steel Crown Used for Interim Restoration of Permanent Teeth in Young Patients
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抄録
<p>背景:永久歯既製金属冠は,小児歯科領域において全部被覆修復を必要とする幼若永久歯の暫間修復として臨床応用されてきた。</p><p></p><p>目的:永久歯既製金属冠の耐久性や機能を後方視的に調査し,幼若永久歯の暫間的な修復としての有効性について評価することである。</p><p></p><p>方法:2018 年1 月4 日から5 月31 日までの約4 か月の間に長崎大学病院小児歯科を受診した患者の中で,当科で行われた永久歯既製金属冠修復を歯列内に有する患者で,装着時の診療録が十分に残っている者を対象とし,修復後の経過について後ろ向きに調査を行った。</p><p></p><p>結果:調査期間中に定期受診した患者の歯列内に認められた永久歯既製金属冠修復57 例は,平均で46 か月経過していた。経過期間の最短は6 か月で,最長は148 か月であった。</p><p></p><p>57 例中36 例は,良好に機能していると判断され,経過観察とされた。21 例(36.8%)は,再修復が必要であると判断されたが,その理由としては,穿孔が6 例(28.6%),脱離が5 例(23.8%),歯髄炎や歯周組織炎へ移行してしまったものが3 例(14.3%),歯肉側マージンの不適合によるものが5 例(23.8%),ガッタパーチャポイントによる根管充填への置換のためが2 例(9.5%)であった。 結論:永久歯既製金属冠は,成長発育途中の歯列内における幼若永久歯に対する暫間修復法として有効である。永久歯列完成後適切な時期に鋳造冠への再修復が必要であると考えられる。</p>
収録刊行物
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- 小児歯科学雑誌
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小児歯科学雑誌 57 (3), 404-409, 2019-06-25
一般財団法人 日本小児歯科学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390846609801159680
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- NII論文ID
- 130007793012
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- ISSN
- 21865078
- 05831199
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可