剥離性食道炎をともなった水疱性ループスエリテマトーデスの1例

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タイトル別名
  • A case of bullous systemic lupus erythematosus with sloughing esophagitis

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抄録

<p>症例は57歳女性.SLEの加療中に嚥下時痛が生じた.上部消化管内視鏡にて,食道全長にわたる粘膜剥離が確認され,生検で容易に表皮が剥がれた.その後上肢や体幹,口腔粘膜などに水疱が出現し,皮膚生検により,水疱性ループスエリテマトーデスの診断に至った.水疱性ループスエリテマトーデスはSLEの経過中に生じる自己免疫性水疱症であるが,食道粘膜剥離をともなうことは稀少であるため報告する.</p>

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