筋伸縮電気インピーダンス法による高精度な脂肪量推定

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タイトル別名
  • Accurate estimation of fat amount by electrical impedance method under muscle stretch conditions

抄録

<p>簡便かつ高精度な筋内脂肪量推定方法の確立を目指し,筋伸縮による電気インピーダンス変化を利用したセンシング方法を提案する.提案手法では,いくつかの伸縮状態において筋組織の電気的なゲイン特性を取得し,等価回路モデルの伝達関数を当てはめることでパラメータ同定を行う.さらに,同定されたパラメータを用いて重回帰分析を行い脂肪量の推定を行う.脂肪量推定の可能性を確認するため,筋と脂肪の電気機械特性を模擬したファントムを用いて推定誤差を調べた.その結果,脂肪量の割合で2.7%の誤差以内で推定が可能であることが明らかとなった.一方,伸縮を与えずに推定を行った場合は5.6%の誤差であったことから,電気インピーダンス計測において筋収縮を考慮することで,組成推定の誤差を軽減できる可能性が示唆された.</p>

収録刊行物

  • 生体医工学

    生体医工学 Annual58 (Abstract), 452-452, 2020

    公益社団法人 日本生体医工学会

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390566775157751424
  • NII論文ID
    130007885120
  • DOI
    10.11239/jsmbe.annual58.452
  • ISSN
    18814379
    1347443X
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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