鏡視・直視下腫瘍切除を行ったUremic Tumoral Calcinosisの一例

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抄録

腫瘍性石灰沈着症(UTC)の1例を通じ,周術期の留意点について検討することを目的とした.23歳時より血液透析が行われ,27歳時に左腋窩部のUTCと診断された42歳男性.5回の病変切除歴がある.今回左肩前方に感染性の瘻孔を形成し.関節鏡視下・直視下に病変を切除した.末期腎不全患者は予備能が少なく,過去の手術を参考にし,関節鏡手技を併用するなどして低侵襲な手術を心がけ,主目的を達成することが重要である.

収録刊行物

  • 肩関節

    肩関節 44 (1), 257-260, 2020

    日本肩関節学会

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390004222620597504
  • NII論文ID
    130007905926
  • DOI
    10.11296/katakansetsu.44.257
  • ISSN
    18816363
    09104461
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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