ターゲット内に両端が存在するスワイプジェスチャの設計と評価

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タイトル別名
  • Design and Evaluation of Swipe Gesture Inside a Target

抄録

<p>タッチ入力には,入力語彙が限られているという問題が存在する.この問題を解決するために,本研究では新たなジェスチャとしてターゲット内スワイプを設計した.本操作は,ターゲットに対するスワイプのうち,スワイプの両端がターゲット内となるジェスチャである.我々は,ターゲット内スワイプの実用可能性を調べるために3つの実験を行った.これらの結果から,ユーザがターゲットに対してスワイプを行った時に偶発的にターゲット内スワイプが発生する確率は0.8%であり,またターゲット内スワイプの成功率は96.7%であった.さらに,我々はターゲットに対するタップとターゲット内スワイプの識別可能性について調査した結果,97.4%の確率で両者を識別できることが分かった.</p>

収録刊行物

詳細情報

  • CRID
    1390286981361611776
  • NII論文ID
    130007959105
  • DOI
    10.11309/jssst.37.4_50
  • ISSN
    02896540
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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