鏡視野での仙骨前面構造を把握するための工夫 〜安全なLSC 導入のために〜
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- 浦郷 康平
- 国立病院機構 小倉医療センター 産婦人科
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- 西村 和朗
- 国立病院機構 小倉医療センター 産婦人科
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- 石松 真人
- 国立病院機構 小倉医療センター 産婦人科
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- 中並 弥生
- 国立病院機構 小倉医療センター 産婦人科
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- 小野 結美佳
- 国立病院機構 小倉医療センター 産婦人科
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- 藤川 梨恵
- 国立病院機構 小倉医療センター 産婦人科
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- 北川 麻里江
- 国立病院機構 小倉医療センター 産婦人科
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- 黑川 裕介
- 国立病院機構 小倉医療センター 産婦人科
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- 近藤 恵美
- 国立病院機構 小倉医療センター 産婦人科
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- 川上 浩介
- 国立病院機構 小倉医療センター 産婦人科
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- 河村 京子
- 国立病院機構 小倉医療センター 産婦人科
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- 徳田 諭道
- 国立病院機構 小倉医療センター 産婦人科
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- 元島 成信
- 国立病院機構 小倉医療センター 産婦人科
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- 川越 秀洋
- 国立病院機構 小倉医療センター 産婦人科
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- 牟田 満
- 国立病院機構 小倉医療センター 産婦人科
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- 大蔵 尚文
- 国立病院機構 小倉医療センター 産婦人科
書誌事項
- タイトル別名
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- Preoperative evaluation of presacral space by laparoscopic view
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抄録
<p>骨盤臓器脱(Pelvic Organ Prolapse:POP) の外科治療の一つに腹腔鏡下仙骨腟固定術(Laparoscopicsacrocolpopexy:LSC)があり、当院でも2017 年からLSC を開始した。LSC 手術操作のうち、仙骨岬角レベル前面の後腹膜切開、および前縦靭帯の展開という特有の手技は、他の婦人科腹腔鏡手術では扱われない特有の操作である。岬角前面には、総腸骨動静脈が横断し、また正中仙骨動静脈も縦走し、時には、下大動静脈が岬角まで下降して存在する場合もあるとされる。複雑な血管叢を形成すると共に破格が多く、出血した場合に止血操作は容易でなく注意が必要である。臍部からの視野では、仙骨形態によっては、メッシュ固定の位置が十分に観察できない場合も多く、術前評価が有用と考えた。仙骨岬角にメッシュを固定するLSC では特に、仙骨周囲の血管評価は重要である。当院では、LSC を開始するにあたり、安全で適切なメッシュ固定部位の同定のために、術前に造影CT検査を行い3D-CT 画像を作成、岬角前面の鏡視野での3次元的評価を行っている。鏡視野での角度を再現することで、実際の術野での岬角周囲の血管走行と、メッシュ固定をする無血管野の前縦靭帯の位置が予測可能である。3D-CT を施行した15 例を検討し、岬角前面の無血管領域の面積は、鏡視野3D-CT のほうが、有意に狭いという結果であった。LSC の術前評価として、鏡視野3D-CT の有用性を評価するとともに、画像評価が有用だった1 例を手術画像とともに紹介する。</p>
収録刊行物
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- 日本女性骨盤底医学会誌
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日本女性骨盤底医学会誌 17 (1), 110-114, 2021-01-16
日本女性骨盤底医学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390005506399590912
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- NII論文ID
- 130007970067
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- ISSN
- 24348996
- 21875669
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可