FWDによる円形走行路載荷試験におけるコンクリート舗装の構造的変化の評価

  • 西澤 辰男
    石川工業高等専門学校 環境都市工学科
  • 小梁川 雅
    東京農業大学 地域環境科学部
  • 竹内 康
    東京農業大学 地域環境科学部
  • 寺田 剛
    国立研究開発法人土木研究所 道路技術研究グループ 舗装チーム
  • 藪 雅行
    国立研究開発法人土木研究所 道路技術研究グループ 舗装チーム

書誌事項

タイトル別名
  • STRUCTURAL CHANGES OF CONCRETE PAVEMENT ON CIRCULAR ACCELERRATED PEVENENT TESTING FACILITY

抄録

<p> 本研究では,コンクリート舗装の長期的な耐久性を確認するために,土木研究所円形走行路に建設した試験舗装に49kN換算輪数120万輪を走行させて構造評価を行った.試験舗装においては,コンクリート版中央に横ひび割れを発生させるとともに,中間層と鉄網の効果を調べるためにそれらの有無の区間を設けた.荷重履歴に伴う構造的な変化を評価するために,走行試験中定期的にFWD試験を行い,その結果を使ってコンクリート舗装の劣化状況を考慮した逆解析を行った.その結果,49kN換算輪数120万輪の時点で,中央部での劣化はほとんど進行していないが,ひび割れ部での劣化の進行は非常に早いと推定された.目地部ではわずかなダウエルバーは切断されているが,コンクリート版下の空洞は無いかあって狭い範囲にとどまると判定された.</p>

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参考文献 (2)*注記

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